誰もが子供のころによく食べていたお菓子であろう森永のラムネ
ぼくもそうでした。
大人になってからはまったく疎遠になってしまいましたが。
森永のラムネが二日酔いに効くというので、調べてみました。
埼玉医科大学救急救命センターの記事 その1
埼玉医科大学救急救命センターの記事を要約するとこのよう感じです。
森永のラムネが二日酔いに効くという医学的なエビデンスはない。
アルコールを多飲すると低血糖になる。
低血糖というのは血液中のブドウ糖の濃度が低くなった状態である。
肝機能などに問題のある患者が低血糖をきたした場合には点滴でブドウ糖を補う必要がある。
森永のラムネとブドウ糖との関係は?
ここで注目したいのはブドウ糖です。
森永のラムネはパッケージにこうあります。
森永のラムネくんが吹き出しでそうアピールしています。
森永のラムネは成分の90%がブドウ糖なのです。
森永のラムネが二日酔いに効くとの真相は
先の記事によるとあくまで医学的なエビデンスはないが、二日酔いで具合が悪い時に失われたブドウ糖を補う意味で摂ることは悪くないことだと書いてあります。
そして 今度お酒を飲んだ時には締めにラムネを食べてみようと締められています。
ここまで読んでどうでしょうか。
僕には記事を書いた人は医者であるからあくまでエビデンスベースで語ってはおりますが、森永のラムネが二日酔いに効果があるというのはなかなか理にかなっていると感じているように思います。
埼玉医科大学救急救命センターの記事 その2
先の記事を書いた人はまた別の記事で森永のラムネに触れています。
こちらを要約するとこんな感じです。
飲酒後にラムネを食べると二日酔いが多少早く回復するという話は納得できる話ではあるがエビデンスが確立した話ではない。
『低血糖になったら、飴をなめろ、ジュースを飲め』と言われるが『低血糖になった場合は、ブドウ糖を摂取しろ』』の方が正解だ。
どうでしょうか。
やはり先の記事と同じように森永のラムネの存在はまんざらでもないものと感じているように思えます。
埼玉医科大学救急救命センターの記事 その3
先の記事を書いた人はまたまた別の記事で森永のラムネに触れています。
ブドウ糖の錠剤と森永のラムネに含まれるブドウ糖の量を比較しています。
例として武田製薬のブドウ糖の錠剤をあげています。
こちらは錠剤のパック一つに2.7gの錠剤が2錠入っており、この2粒で5g相当のブドウ糖が含まれている。
森永のラムネに換算すると8粒となる。
これは有益な情報ですね。
処方されるブドウ糖の錠剤と同じ量のブドウ糖を摂取したければ森永のラムネを8粒食べれば良いとのことですから。
まだある、さらなる記事 その4
驚くことに先の記事を書いた方はさらに別の記事を書いています。
しかも今度は場所をうつし自治医科大学附属病院救命救急センターの記事です。
記事を読んだ感じですと、記事を書いたお医者さんがこちらにうつられたようです。
そして驚くことに森永製菓に大人のラムネを作らないかと提案したそうです。
なんでもブドウ糖を効率よく体内に吸収させるにはビタミンB1が必要らしいのです。
そして大人のラムネを作るならぜひ取り入れてほしいと。
そして大人のラムネが出来てしまいました。
その名も『ラムネのチカラ』です!
ここまで先のお医者さんの記事を全シリーズ読んだ身としてはぜひ買いたい。
が、が、が。。。
発売後まもなく販売中止になってしまったらしいです。
思ったほど売れなかったらしいです。
これは残念です。欲しかった。
まとめ
ぼくはここまでで森永のラムネが持っているブドウ糖の力にかなり魅せられてしまいました。
二日酔いになった時にはぜひ試してみたいと思います。
その時は効いたか、効いていないかにかかわらず記事にしたいと思います。
おまけ
先の記事で『ドクターX』に関する記述がありました。
ドクターXで米倉涼子が執刀後にガムシロップを飲み干すシーンがあります。
おそらく手術で疲れた脳にブドウ糖を補給する意図があるのだと思いますが、ガムシロップの主成分は果糖ブドウ糖液で、果糖が多く含まれブドウ糖はそれほどでもないようです。
したがってガムシロップを飲み干すより、森永のラムネをポリポリ食べた方が効果的なようです。
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